4.バスピンを飲むと起こりやすい副作用とは?

副作用
バスパーのジェネリック医薬品であるバスピン。
睡眠障害や不安障害に有効と言われています。
前回までは、効果について紹介しました。

睡眠薬や抗不安薬は、副作用が怖いイメージがありませんか?
もちろんバスピンにも副作用はあります。

【バスピンの主な副作用】
・めまい、吐き気、下痢、頭痛、興奮、錯乱、倦怠感、緊張感、立ちくらみ、痺れなど

これらの症状は、一過性のものがほとんどです。
薬の効果が薄れるにつれて、症状も緩和されるでしょう。
しかし、症状が治らない場合やひどい場合は医療機関を受診しましょう。

今回はバスピンの起こりやすい副作用について紹介します。

バスピンを飲んだら吐き気がするのはなぜ?

バスピンは、神経伝達物質・セロトニンに作用します。
脳内にあると思われがちなセロトニンですが、なんと約90%は腸に存在しています。

バスピンを服用することで、脳内だけではなく腸内のセロトニンまで刺激されます。
すると、胃がバスピンを異物だと判断し体外に排出しようと動き出します。
脳に繋がる神経を等して嘔吐中枢を刺激してしまうため、吐き気を催してしまうのです。

バスピンの効果は穏やかで、副作用が少ない薬と言われています。
しかし、体質に合わない場合やバスピンの作用に体が慣れていない場合は、副作用が出やすいのです。

効果が穏やかな分、体が薬に慣れるのも4週間ほどかかると言われています。

バスピンを飲んだら太るってほんと?

ネットでバスピンを調べると、太るという字が目に入ります。
精神科系の薬は性質上、太りやすい薬が多いのも事実。

抗うつ剤による体重増加は、有名な話なのです。

抗うつ剤を飲んだらどうして太りやすくなるのか、大きな原因は3つあります。

【抗うつ剤で太りやすくなる原因】
・抗ヒスタミン作用で食欲増加
・抗5HT₂C作用による食欲増加
・セロトニンによる代謝抑制

抗ヒスタミン作用で食欲増加

ヒスタミンは視床下部にある満腹中枢を刺激する物質。
抗うつ剤は、満腹中枢の刺激を止めてしまう薬が多く満腹感が得にくくなってしまうのです。

ヒスタミンがブロックされ、満腹中枢の刺激が止まるとグレリンというホルモンが増加してしまいます。
グレリンは摂食中枢を刺激してしまうので、食欲を増加させてしまい結果的に太りやすいサイクルが起こるのです。

抗5HT₂C作用による食欲増加

バスピンはセロトニン5HT₂C受容体に作用します。
5-HT1A受容体は、満腹中枢にあるんです。
これが刺激されるとお腹がいっぱいになり、食欲を減少させてくれます。
しかし、セロトニン5-HT1A受容体をブロックする作用が強い薬は、食欲を増加させてしまうのです。

セロトニンによる代謝抑制

抗うつ剤を服用することで、セロトニンが増えて精神状態が安定します。
体はリラックス状態になり、エネルギーの消費を抑えるようになるんです。
もちろん代謝量が減ってしまい、結果太りやすい体になってしまうのです。

太ったら症状回復の兆し?

抗うつ剤のせいだけで太るということではなく、心の影響もあります。
薬のおかげで症状が回復すると、やる気よりも食欲が先に戻ってくることがあります。
食欲が戻ってきても、症状の回復が追いつかず活動できない場合は太ることも多いのです。

不安障害で使用する場合の気をつけるべき副作用

昼寝
バスピンを睡眠薬で使用するのではなく、抗不安薬として使用する場合に注意するべき副作用があります。
それは、眠気です。

睡眠薬として使用する場合、眠気は不眠に対しての効果となります。
しかし、抗不安薬として使用する場合は副作用になり得ます。

抗不安薬として服用する場合は5~15mgを1日2~3回服用する必要があります。
正しい服用方法には、次の服用までに7時間以上空けてくださいと記載されています。

服用するタイミングを十分に考慮して服用する可能性があるのです。
バスピンを服用後は、副作用として眠気が現れる場合があるため服用後の車の運転や危険な場所へいくのはやめましょう。

用途によって、服用方法も注意が必要なのです。

服用後は、急な眠気やふらつきが起こることがあります。
不眠障害に使用する場合は、必ず就寝前に服用してください。
バスピンは即効性があるため、服用後は速やかに床についてください。

今回はバスピンの主な副作用について紹介しました。
副作用の症状は、体質によって人それぞれ異なります。

正しい服用量や服用方法を守ることで、副作用も軽減できます。
医薬品の服用は、用法・用量に沿って正しく使いましょう。

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