7.バスピンとデパスの違いを解明

違い
日本で使用されている抗不安薬は、21種類にも及ぶと言われています。
中でも、2016年に輸入禁止になったデパスという薬をご存知ですか?

インターネットで検索してみると、バスパーとデパスの違いという記事が多く出てきます。
輸入禁止になってしまったデパスの代替え品として、他の抗不安薬を求める人が多いのでしょうね。

バスパーとデパスは作用がよく似ているため、比べられることが多い薬なのです。
【デパスとバスパーの比較】

デパス バスパー
薬の分類 ベンゾジアゼピン系 非ベンゾジアゼピン系
有効成分 エチゾラム ブスピロン
効き始めるまで 30〜1時間 ・睡眠薬として:30〜1時間

・抗不安薬として:2〜3ヵ月

作用時間 約6時間 約6時間
副作用 ・眠気

・ふらつき

・依存性など

・めまい

・立ちくらみ

・頭痛

・吐き気

・下痢

・腹痛

デパスは日本の病院で処方されていますが、個人での輸入が禁止になったのです。
今までデパスを個人輸入していた人からすると、代わりの薬が欲しいのでしょう。

バスピンはデパスの代替え薬にはなりません。

なぜ代替え品にはならないのか、今回はバスピンとデパスの違いを解説します。

デパスはどんな薬?

デパスは不安・緊張。不眠・頭痛などさまざまな症状に対して使われている薬です。
抗不安薬としての効果が高いため、副作用や依存症のリスクがあります。

バスパーとデパスの違いは薬の分類。
バスパーは非ベンゾジアゼピン系の薬で、薬は効果は緩やかに効く分、副作用も出にくいとされています。
反対にバスパーは効果が強いため、依存性や副作用が出やすいと言われているのです。

2016年10月に厚生労働省の生活衛生局によって、第三種向精神薬に指定されました。
麻薬、麻薬原料植物、向精神薬及び麻薬向精神薬原料を指定する政令によって個人の輸入が禁止されたのです。
引用元:厚生労働省ホームページ・(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/yakubuturanyou/oshirase/20160914-1.html)

以前までは個人で輸入することが簡単にできていた薬ですが、今では医師の処方以外で輸入したり購入したりすると罰せられてしまいます。
効果が強く依存性が高いため、医師の処方が必要になったのです。

2016年以降、デパスに近い効果があるということでバスパーが注目されることになりました。
バスパーは日本未承認薬であり、個人輸入のみで手に入ります。

デパスの副作用

【デパスの副作用】
・眠気(3.60%)
・ふらつき(1.95%)
・倦怠感(0.62%)
・脱力感(0.37%)

引用元:医療用医薬品KEGGデータベース・デパス(https://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_med?japic_code=00060755)

バスピンはデパスの代替え品になる?

問題
バスパーのジェネリック医薬品であるバスピン。
輸入禁止になってしまったデパスの代替えになるのでしょうか?

デパス 商品名 バスパー 
エチゾラム 成分名 ブスピロン
ベンゾジアゼピン系 分類 非ベンゾジアゼピン系
少し強い 筋弛緩作用 弱い
強い 催眠作用 少し強い

冒頭で紹介した通り、効果の効き始めや作用時間はほとんど同じです。
しかし上記の表を見ていただくと分かるように、薬の分類・効き目の強さなどが違いますよね。

デパスは、
・体の緊張が強い
・不安からの不眠が目立つ
・他の薬ではなかなか効果が出ない
という人にオススメの薬です。
デパスは効果を実感しやすい薬であるため、使い続けてしまうと依存してしまう可能性があります。

筋弛緩作用がバスパーよりも強いため、肩こりや体のこわばり、筋肉の緊張が高まっている時にも有効。
緊張型頭痛の治療にも使われることがあります。

催眠作用も強いため、悩みや不安があって眠れない入眠障害や緊張からくる中途覚醒・早朝覚醒にもよく使われています。

即効性が欲しい、緊張と不安が強い人はデパスを服用するといいでしょう。
病院でも処方されているため、医師の診断を受けて正しく使用してください。

バスパーのジェネリックであるバスピンは、緩やかに効果が現れます。
デパスよりも効果が弱く、副作用も出にくい非ベンゾジアゼピン系に分類される薬です。
デパスっと比べると効果は弱いとされていますが、その分依存性も低く体制もできにくいと言われている安全性の高い薬です。

今回は、バスピンとデパスの違いを紹介しました
通販でも購入できるバスピンは、個人責任ではありますある程度の安全性を備えています。
デパスよりも効果は強くありません。
これらの違いを踏まえて、どんな症状を改善したいかでどちらを使用するか決めるといいでしょう。

もちろん、通販でバスピンを購入する際は自己責任。
正しい服用量を守ることと、副作用が出ても保証はないということは覚えておいてくださいね。

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